2026/05/25 19:00

洗車で、普段使っているシャンプーではどうしても落ちない汚れってありますよね。実は、汚れの性質によって、相性の良いシャンプーがある事はご存じですか?

今回は、アルカリシャンプーの特徴や洗浄のメカニズム、メリットとデメリット、使用時の注意点まで詳しく解説します!
さらに最後には、当店の弱アルカリシャンプーについてもご紹介いたします。

 


カーシャンプーの相性は「pH」で決まる!

どんなシャンプーを使うべきか、選択するうえで重要なのが「pH(ピーエイチ)」です。

pHは大きく分けると以下の3種類に分類されます。

 


つまり、汚れの種類によって最適なシャンプーは異なります。

中性は、酸性やアルカリ性と比べて洗浄力はやさしめですが、ボディに優しく、頻繁に洗車したい方や、一般的な汚れを落とすのにおすすめのシャンプーです。

 

【豆知識】

ちなみに水道水のPhは、水道法により「pH5.8~8.6」と定められています。幅広い範囲があるのは、地域差によるもので、水源の違いにあります。地下水を利用する地域ではアルカリ性によりやすく、ダムや貯水池の水を使用する地域では酸性よりに示すことが多いと言われています。この範囲内であれば、安全な飲料水として認められています。

 


アルカリシャンプーの特徴

アルカリシャンプー最大の特徴は、「油分・有機汚れを分解する力」に優れていることです。

車にはさまざまな汚れが付着しています。

例えば、花粉や黄砂、虫汚れ、排気ガスや油膜、皮脂汚れなど

これらは油性・有機系の汚れが多いもの。
アルカリはそれらを分解して浮かし、落としやすくする働きがあります。

 

アルカリシャンプーの特徴

アルカリは、油分や有機物質を分解する性質を持っています。

簡単に言うと、「ベタついた汚れを、水に馴染みやすい状態へ変化させる」というイメージです。

そのため、普段使っているシャンプーでは落ちにくい汚れにも効果を発揮しやすいのが特徴です。

 


アルカリシャンプーのメリット・デメリット

強力な助っ人であるアルカリシャンプーですが、性質を理解して使うことが最も重要になります。

なんでもそうですが、性質を理解せずに使用すると、せっかく洗車しても愛車を痛める原因にもなり得ますので、以下のメリットと、特にデメリットについて、しっかりと把握しておきましょう。

 

メリット

〇固着した虫汚れ・鳥糞の除去

 これはアルカリシャンプーの最大の強み。有機系の汚れを分解して浮かせ、効率よく落とすことができます。


〇春先の天敵「花粉」に強い

花粉汚れには、粘着成分を含むペクチンという化学物質は含まれていますが、このペクチンもアルカリの力で分解しやすくなります。


〇「弱アルカリシャンプー」はコーティングにやさしい

アルカリシャンプーの中でも中性に近い「弱アルカリシャンプー」を使えば、アルカリ性の性質を持ちながらもコーティングを傷つけにくく、強めのアルカリシャンプーに比べて安心して使用できます。


〇古いワックスの脱脂

コーティングの施工前には、古いワックスや油分を落とす必要があります。

強アルカリシャンプーを使用すれば、新しくコーティングを施工する際の下地作りとして、古い油分をリセットすることもできます。

※ただし強アルカリシャンプーは十分な注意が必要です。詳細は後述します。

 

デメリット

〇乾燥に注意!

ボディ上で乾くと白いシミ(成分の残留)になることがあり、塗装を傷める原因になります。特に夏場や直射日光下では、乾燥する前にしっかり水で洗い流すなどの注意が必要です。


〇ゴム・未塗装樹脂への影響

アルカリは、稀にゴムパーツを軟化させたり白くさせたりすることがありますす。最後は水で十分なすすぎを行いましょう。


〇コーティングへの攻撃性

アルカリの強さによっては、施工済みのコーティング被膜を弱めてしまう可能性があります。使用前は性質と用途をしっかりと確認しましょう。

 


中性・酸性・アルカリ性の使い分け

アルカリシャンプーは「万能」ではなく、汚れに合わせて使い分けることで本来の性能を発揮します。

そこで、それぞれの性質をもつシャンプーの使い分けについてご紹介します。

 

酸性

▷無機汚れ向け

水アカ、スケール、イオンデポジットなど、ミネラル系汚れに強いのが特徴。

ただし、使い方を誤ると素材への負担もありますので、使用前は説明書をしっかりと確認しましょう。


中性

▷日常メンテナンス向け

軽い汚れ、コーティング車、日常洗車に最適。塗装への優しさを重視したタイプです。


アルカリ性

▷油分・有機汚れ向け

排気ガス、虫、油膜、ワックス除去、花粉などに効果的。

リセット洗車や下地洗浄でも活躍します(強アルカリ)。

 


アルカリシャンプー使用時の注意点

     必ず水で十分にすすぐ

これはアルカリ洗剤を扱ううえでとても重要。

洗剤成分が残ると、シミやムラ、 劣化の原因になることがあるので、泡が細部から出てこなくなるまでしっかり洗い流すことが大切です。

すすぎすぎることで悪いことはありません。必ず十分にすすぎを行いましょう。

 

     夏の直射日光下での使用は要注意

乾燥によるシミ防止のため、できれば

・日陰

・ボディが冷えている状態

で使用しましょう。

特に夏場は乾燥が早いので、手際よく洗車することがアルカリによるシミを防ぐコツになります。

※ただし夏場はシャンプーの種類に限らず、水が乾燥したことによるイオンデジポットが発生しやすくなりますので、しっかりとした拭き取りか、純水器の使用をおすすめします。



当店の弱アルカリシャンプーについて

当商品「aquareion01 ボディ泡シャンプー」は、アルカリシャンプーの中でも中性に近い、原液でPh9±1の「弱アルカリシャンプー」になっています。アルカリの性能を保ちながらも、扱いやすさも配慮し、バランスを重視して開発しました。

希釈タイプなので、希釈時にはさらに中性に近い状態で使用できます。


 

「aquareion01 ボディ泡シャンプー」のメリット

・アルカリ成分で油汚れ、有機汚れにしっかりアプローチ

・中性以上の洗浄力

・過度な攻撃性を抑制

・泡立ち・泡切れに配慮

特に、「中性では物足りないけど、いきなりアルカリシャンプーは不安」という方におすすめのシャンプーです。

※アルカリ性能はありますので、最後のすすぎは十分に行ってください。

 


まとめ

アルカリシャンプーは、油汚れへの強さや高い洗浄力、下地処理性能 が大きな魅力です。

一方で、乾燥や頻繁な使用には注意も必要になりますので、使用するシャンプーの注意事項をよく読むことが重要です。

 

カーシャンプーは「汚れに合わせて選ぶ」ことが重要で、それにより洗車の効率や仕上がりも変わってきます。

ぜひ、目的に合わせて最適なシャンプーを使い分けてみてください!

 

紹介した弱アルカリシャンプーは当店で販売していますので、ぜひチェックしてみてください♪